台風などの強風に煽られてテレビアンテナが倒壊してしまった場合や豪雪で押しつぶされて倒壊してしまった場合、新たにアンテナを立て直す必要があるケースもあり、急な出費が発生する可能性もあります。
そんな時に保険が適用されるのであれば、ぜひ使って出費を抑えたいですよね?
実はテレビアンテナ倒壊時には保険が使える場合があります。
ここでは、具体的な保険適用可能な事例と保険使用時の注意事項を紹介していますので、もし、アンテナが倒れてお困りの際はご参考にしていただければと思います。
テレビアンテナの倒壊についてはこちらもご参考ください。(私の実体験です)
→テレビが映らなくなった原因はアンテナ倒壊だった
1.テレビアンテナ倒壊時の保険適用可能事例
アンテナ倒壊時に使える保険は火災保険です。
火災保険って火事のときの保険と認識されがちですが、実は火災に限らず住宅の様々な災害に対応している保険でもあります。
日本はとかく火災と謳っていても広範囲に多義を持っていることがあり、町の消防団なんて、地域にもよりますが、火災活動よりも行方不明者の捜索が多いくらいです。
少し逸れてしまいましたが、ご自身が加入されている火災保険に「風災保障」「雪災保障」といった特約があれば、風や雪の原因によるアンテナ倒壊時には保険適用できる可能があります。
ぜひ、今一度、ご自身の火災保険内容を確認してみてください。
2.テレビアンテナ倒壊時における保険使用の注意事項
前項で、保険適用可能事例をお伝えしましたが、加入中の火災保険の契約内容によっては適用外のケースもあります。
「風災補償」、「雪災補償」の特約が含まれていても、定められた条件によって保険金が下りない場合も考えられるのです。
例えば、そもそも「テレビアンテナの破損は含まれない」という条件が含まれていれば、当然、保険は適用されません。
また、テレビアンテナが含まれていても、一部自己負担というような条件であれば、一定の自己負担が必要となります。
さらに、「被害額が一定金額以上で保障可能」といういわゆる「フランチャイズ方式」が条件となっている場合は、その定められている被害額未満であれば、災害と認められても保険金が下りません。
保険会社によっても条件は異なりますが、10万以上、20万以上、30万以上と幅は広いものの、アンテナ工事で10万を超えることはあまり考えられないので、フランチャイズ方式によって定められた被害額が大きいほど保険適用の可能性は低くなるといえそうです。
以上を踏まえて、火災保険に加入中で「風災補償」や「雪災補償」がオプションに含まれていたとしても契約内容を今一度、よく確認することをおすすめします。
テレビアンテナ倒壊時に保険適用についてのまとめ
ここまでテレビアンテナ倒壊時の保険適用可能な事例や注意事項をお伝えしてきましたが、火災保険に加入していてなおかつ「風災補償」や「雪災補償」などの特約が含まれていてテレビアンテナも適用範囲内であれば保険の利用ができそうです。
ただし、必ずしも100%適用とは言いきれませんので、今一度契約内容の確認は必要となります。
以上、テレビアンテナ倒壊時に保険は使えるの?についてお伝えしました。
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