これまで、私が乗ってきたインプレッサWRX STI VerⅢから現在乗っているインプレッサWRX STI スペックCタイプRAをベースにインプレッサの選定方法から始まり、インプレッサの種類や価格を交えながら私の購入方法をお伝えし、更にインプレッサの維持費が実際どれくらいかかっているか、そして乗り心地などをご紹介させていただきました。
今回は、その総集編ということでまとめさせていただき、インプレッサ、特にWRX、STI系の購入を検討されている方の少しでも参考になればと思います。
まず、私は免許も持っていなかった高校時代からインプレッサを目にしていつかっこの車に乗ってみたい、運転してみたいというのが最初のきっかけでした。
そして、免許を取得し、ずっと夢に見ていたインプレッサ、最初に乗ったのはご紹介させていただいたとおり、初代インプレッサGC系のインプレッサWRX STI VerⅢを手にして、その性能に感動を覚えました。
ただ、当時の運転初心者には性能が良すぎてその性能を生かすことなく単独事故の末、廃車にしてしまいました。それから何年間か車の運転を控えていた中で、生活に車が必要になり、「もう一度インプレッサに乗りたい。」「インプレッサじゃなきゃダメだ。」という思いから再びインプレッサWRX STI VerⅢを格安で手にしました。
出かけるときはいつもインプレッサを運転し、インプレッサを思う存分楽しみました。
そんなインプレッサWRX STI VerⅢも各部品の劣化に伴い泣く泣く手放すことを決意。
しかし、次に決めた車もやはりインプレッサ。インプレッサWRX STI VerⅢに乗る前から憧れていた2代目インプレッサ、GD系涙目インプレッサを購入、乗ることを決意。
そして、見つけたのが現在も乗り続けている300台限定車のインプレッサWRX STIスペックCタイプRAです。一目惚れをしてしまい、なんとか予算ギリギリではありましたが、値下げ交渉の末、手に入れることに成功しました。
すでに2017年現在で免許保有期間15年以上経ちますが、ずっと私はインプレッサのみ乗り続けています。他の車を所有したことがありません。それだけ自他ともに認めますが、インプレッサが大好きなのです。
ただ、好きだという気持ちだけで乗り続けていることは否めません。インプレッサの性能上、日常生活にマッチした車ではありませんし、むしろ趣味の世界の車ではあることは間違いありません。
乗り心地は最高というわけではなく身体に負担がかかりますし、いたって燃費は悪いですし、とにかく大衆車に比べてお金は間違いなくかかります。
あいにく私は現在、独身なのでお金もある程度自由に使える立場にいます。そのため、インプレッサを維持できている面もありますが、仮に奥さんがいた場合、きっといい顔はされないんだろうなという想像がつきます。
インプレッサじゃなくてもスポーツカー好きの奥さんであれば理解度は高く、あるていど認めてくれるかもしれませんが、一般的には毛嫌いされるのではないでしょうか。
実際、私の女友達何人かにもしも自分と結婚する相手がインプレッサのような車に乗っていて、いざ結婚するときにどうするか尋ねてみたところ、揃って「売ってこさせる」という回答でした。
とても悲しかったですがこれが残念ながら現実ですね・・・。
こういった側面だけみれば、インプレッサって乗るべき車なの?と思わせてしまうかもしれませんが、そんなことありません。
確かにマイナスな部分はありますが、本当に運転していて楽しい車ですし、私の場合、仕事などでストレスがたまった分インプレッサに乗ってストレス解消にもなります。
インプレッサの購入代金が用意できて、維持できる生活環境下であれば問題なく乗りこなせる車だと思います。
今現在、そういった環境下におらず、本当に心の底からインプレッサに乗りたいと思っているのであれば、インプレッサを購入して乗ることを目標にすれば、そのためにお金を貯めて目標を達成することだってできると思います。
私も最初に乗ったインプレッサWRX STI VerⅢは親に買ってもらった経緯がありますが、そのあと購入したインプレッサWRX STI VerⅢにしても現在乗り続けているインプレッサWRX STIスペックCタイプRAも自分自身で購入しています。
そして、今現在乗っているということは維持もできているということです。本当に乗りたいと思っていたのでそのために色々と頑張ってきた過去もあります。
インプレッサが本当に好きならば、インプレッサに乗らない理由はないと私は思います。そのために頑張れるのであれば、自分の好きな車に乗っていいと思います。
また、私はインプレッサに乗っていることでインプレッサ仲間ができて交流も楽しんでいます。
よくインプレッサをはじめとするスポーツカーに乗っている人を怖いと思う方々もいるみたいですが、いざ話してみると全然そんなことはなく、私の周りのインプレッサ仲間はみんな優しいです。
インプレッサに乗っていなければ絶対交わることなかった仲間だと思っていますし、新たな人間関係構築によって人生のプラスになることもきっとあるはずです。
そんなわけで、インプレッサの魅力をお伝えしたつもりですが、この記事を読んでインプレッサに乗ることをあきらめさせてしまったら大変申し訳ありませんが、私はインプレッサに乗っていまのところ後悔したことはありません。
何度も繰り返しになりますが、インプレッサは本当に楽しい車です。これまでのインプレッサに関する記事を読んで少しでも乗りたい気持ちが芽生えたり、増してきて、なおかつインプレッサを購入できる環境下にあるのであれば、ぜひ1度購入にしてみてはいかがでしょうか?
きっと言葉足らずで魅力がいまいち伝わらなかった部分も多々あるとは思いますが、ほんの少しでもインプレッサの購入に役立てていただけたらと思います。
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