インプレッサの実際の乗り心地をご紹介

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今回は私がこれまでに乗ってきたインプレッサWRX STI VerⅢとインプレッサWRX STI スペックCタイプRAの実際の乗り心地についてお伝えさせていただきます。

まず、私が乗ってきた歴代インプレッサですが、STIシリーズは乗り心地という面では正直、いいとは言えません。レーシングカーベースに市販されているため、乗り心地重視には決して作られていません。

もちろん、本場のレース車両よりは街乗りができるように作られていますが、それでも高速走行においては素晴らしいパフォーマンスを発揮するものの制限速度40kmの一般道の街乗りには向きません。

このため、自動車選びにおいて乗り心地重視の方はWRX系やSTI系のインプレッサを購入して乗ることはおすすめできません。

まぁ、スポーツカーを選ぶのに乗り心地を重視する方はいないと思いますが・・・

では、なぜ乗り心地は悪いのかということですが、それは、ずばり、足回りが固いからです。レーシングにおいてスピードが速いに越したことはありません。しかし、スピードが速くなれば走行が不安定になります。

そこで、足回りを固めて車体がぶれないようにしたり、車体を下げて車体重心を低くしたり、リアスポイラー(ウイング)をつけて車体が浮かないようにしているのです。

これらの結果により、路面の振動が逃げにくくなり、その振動がダイレクトに車内へ、そして乗車者の身体へ伝わってくるため乗り心地が悪くなります。

特にサーキットなどの綺麗に舗装された路面と違い、一般道路においては道路状況や舗装状況により凸凹が多いため、こういった路面を走行すると否が応でも振動が激しくなるのです。(とはいうもののインプレッサは元々ラリーカーで悪路を高速で走行するためにつくられているのですけどね・・・)

乗り心地がいい車種は、そういった振動を逃がすため足回りがスポーツカーに比べると柔らかくなっているため乗車者の身体に伝わる振動が少なく乗り心地が良いと感じるわけです。

かといって悪いことばかりかといえば、やはりスポーツカーの醍醐味でもあるスピード感です。特にWRX系やWRX STI系のインプレッサは4WDもあり、直線における加速は半端ないです。

ジェットコースターに乗ったときに身体、特に腹部に圧力を感じる現象、いわゆるG(重力)を感じることができます。
(※一般道路では制限速度等の交通ルールを守りましょう)

上り坂でも失速することなく加速することができるハイパワー。実に爽快な気分になれます。いかにも車を操縦しているという感覚に私はなります。そこに加えて、よく走る、よく曲がる、よく止まると運転していて実感します。

これは、私個人の偏った考えですが、自動車はマニュアル車と決めています。いままでのってきた車がマニュアル車のインプレッサしか乗ってこなかったこともありますが、「男なら黙ってマニュアル車」という勝手なポリシーを持っています。

というのもオートマチック、いわゆるAT車は私的に運転がマニュアル車に比べて用意なため車に乗せられている感覚に陥るのです。ただ、ハンドルを握ってアクセルを踏んでいるだけという状態に物足りなさを感じてしまうのです。

その点、マニュアル車であれば、自分自身でクラッチペダルを踏んでシフトをチェンジするという動作が加わり、いかにも自分で操縦しているという感覚になり、車を運転している楽しさを味わうことができると考えています。

実際、私はインプレッサを運転していて楽しさを感じています。振動による乗り心地の悪さも大好きな車に乗っているのだという妥協と慣れでカバーできました。
(正直30歳過ぎてくると気持ちでカバーできても身体にダメージが蓄積されてきている感覚はありますが、運動不足も原因かと勝手に思っています。)

逆に私が不便に感じた部分をご紹介しますと、「音」です。

だいたい、私が乗っているようなインプレッサをはじめとするスポーツカーを中古で購入すると、チューニングが施されている車種がほとんどです。

そして、たいていマフラーが純正マフラーから社外マフラーに変えてある場合が多く、マフラーの音が激しいです。

私が歴代乗ってきたインプレッサもすべてマフラーが社外となっていてマフラー音には悩まされてきました。特に今現在乗っているインプレッサのマフラーは競技用マフラーが取り付けられていてけたたましい音が鳴り響きます。

そうするとどんな問題が待っているかいうと、まず、社内にもマフラー音が響き渡ってきますので同乗者がいる場合、大きな声を出し合わないと会話が成立しません。一人で乗っている場合はカーオーディオの音量でごまかします。

更にこのマフラー音は当然、外部にも響き渡るわけで周りにも確実に迷惑が掛かります。特に自宅に止めてあれば始動時や帰宅時に音が鳴り響くわけで近所迷惑になっています。

ただ、これに関しては、極力マフラー音を抑えるため、なるべくふかさないように半クラッチを多用したりと運転に気を遣ったり、地域活動に積極的に参加してコミュニケーションをとったりして、近所の方々の理解を得たりしました。
そのためか、私は苦情をもらったことや通報されたことは1回もありません。

ただ、現在は職場の駐車場が移転して、おもいっきり住宅街になってしまい、さすがによそ様の地域理解を得るのは困難どころか職場に苦情がきたら大変なのでノーマルマフラーに戻して音を抑えています。
(おかげで車内の会話も普通の声で話せるようになりました。)

結局のところ、私が乗ってきたインプレッサは大衆受けする車種でなく、どちらかといえばマニア向けの車種だと私は思います。他の車種に比べてデメリットが多いのは確かです。

しかし、大好きな車を乗る上で車の性能や周囲の人たちの理解などを得ながらうまく乗りこなすことが大事なのではないかと思います。

今回は私の体験を元にインプレッサの乗り心地をご紹介させていただきましたが、これからインプレッサ、特にWRX、WRX STI系に乗りたいとお考えの方は、このような現実があることもご参考にしていただければと思います。

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