インプレッサ WRX STI スペックCタイプRAの特徴

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今回は私が現在乗っているインプレッサ WRX STI スペックCタイプRAの特徴についてご紹介させていただきます。

最初にスペックCの「C」の意味からご説明させていただくと、これはCompetition=コンペティションの頭文字「C」からきています。Competitionつまり、競争や競争会という意味であり、SUBARU(旧富士重工業)において本格的な速さを追及した屈強なモデルにスペックCの称号が与えられてきました。

さらにタイプRAの「RA」はRecord Attemptの略で意味は記録への挑戦です。その証拠に私が乗っているインプレッサWRX STI スペックCタイプRAは2004年モデルですが、このモデルのプロトタイプは世界一過酷なサーキットと呼ばれるドイツのニュルブルクリンクにおいて当時の最高タイム7分59秒41を記録したのです。

ちなみに世界一過酷なサーキットと呼ばれるドイツのニュルブルクリンクとは、1920年につくられた全長20.832km、標高差約300mの自然の地形そのままのようなテストコースであり、ひとつの峠を越えるごとに晴れや曇り、雨といった気候変動が激しいのが特徴でもあり、聖地ニュルブルクリンクとも呼ばれています。

そのニュルブルクリンクのイラスト入り専用サイドデカールがインプレッサ WRX STIスペックCタイプRAの証のひとつとしてサイド両ドアに貼ってあるもの特徴のひとつです。

次にインプレッサ WRX STI スペックCタイプRAの性能の特徴をご紹介させていただくと、タイプRAは、もともとベース仕様のSTI スペックCはより本格的なスポーツ走行を楽しむというコンセプトで開発されました。

そして、走行性能向上のためにボールベアリングターボなどの装備や徹底的な軽量化および高剛性化を図り、信頼性向上まで図って開発されました。

メカニズムの特徴は走行性能向上アイテムにボールベアリングターボに加えて、SUBARUのお家芸ともいえるオートモード付ドライバーズコントロールセンターデフ方式が採用されていて、さらにフロントヘリカルLSD,リア機械式LSDが採用されていてより安定した走行が楽しめるようになっています。

軽量化向上アイテムには、アルミ製トランクリッド、アンダーコートレス化、小型ウォッシャータンク、リアワイパーおよびウォッシャーレス化、全面軽量ガラス、セイフティペダルレス化、トランクオープナーレス化、トランクボートレス化、トランクトリム・マットレス化、バッテリー小型化、燃料タンク50リットル、ルーフ薄板化、ISO FIXチャイルドシート対応構造およびテザーアンカーレス化を採用し、とことん軽量化を図っていて通常のWRX STIからなんと70㎏の軽量を実現しました。

高剛性化アイテムとしてリヤクロスバーが採用されていて信頼性向上アイテムには空冷式エンジンオイルクーラー、インタークーラーウォータースプレイ12リットルタンク、旋回チャンバー付燃料ポンプ、アルミ製トランスミッションオイルクーラーが採用されています。

もう、このままレース参戦ができてしまうような仕様になっているのが特徴的ですが、かといって街乗りに不適合かといったら、そんなこともなく、十分街乗りでも楽しめるような仕様になっています。

そんな街乗りも楽しめる足回りの特徴ですが、ブレーキキャリパーはブレンボ製ゴールドキャリパーが採用されていて、フロントは17インチ対向4ポット・フロントベンチレーテッドディスクブレーキ、リアは17インチ対向2ポット・リヤベンチレーテッドディスクブレーキとなっています。

サスペンションはSTI製減衰力4段可変倒立式スラッドおよび強化ローダウンスプリングの専用スポーツサスペンションが採用されています。ちなみに私のインプレッサ WRX STIスペックCタイプRAの場合、サスペンションはSTI製からブリッツ製へ交換してあります。

また、等長等爆エキゾーストが採用されていて、特にGC系インプレッサをはじめとするボクサーエンジン搭載車でドッドッドッドッというボクサーエンジン特有の排気音が軽減されました。

私的にはあの音がインプレッサらしくてよかったのですが性能向上で軽減されてしまい残念です。

この他には吸気温度センサー、中空インテークバルブ・ナトリウム封入中空エキゾーストバルブ、高強度鋳造ピストン、STIといえば赤チヂミ塗装インテークマニホールド、STIロゴ入り大型インタークーラー、強化インタークーラーダクト、STI専用マフラー、STI専用クロスレシオ6速マニュアルトランスミッションといった強力な装備となっています。

見た目の特徴としては、まず、エクステリアの特徴として、なんといっても、まず目に飛び込むのが純正のカーボン製リヤウイングスポイラー、所謂GTウイングがついています。ホイールはSTI製17インチ×8.0JJアルミホイールが採用されていて、トランクドアにはスペックCタイプRA専用リヤオーナメントが採用されています。

つづいてインテリアですが、純正フロントシートは東レ株式会社のスエード調人工革のアルカンターラを材質として採用していて、リヤシートはトリコット材質になっています。

私のインプレッサ WRX STI スペックCタイプRAは前オーナーが運転席、助手席ともにブリッドのフルバケットシートに載せ換えてありました。リクライニングは不能です。

ペダルは滑りにくいアルミパッド付スポーツペダルが採用されていて走りの演出が高められているような作りになっています。

また、エアコンは吹き出し口の切り替えおよび内外気の切り替え自動的に行えるフルオートエアコンが採用されていて、後部座席に暖房、さらに花粉除去機能のクリーンフィルターまで搭載されています。

さらに、ステアリングが私はMOMO製ステアリングに変更してありますが、純正はSTIチェリーレッドステッチ付本革巻ステアリングホイールが採用されていて、同様にハンドブレーキレバーやシフトノブも本革巻仕様となっています。

メーターはセンタータコメーター、アルミ製メーターリング、外気温表示モニター付きのスポーツメーターが採用されています。

最後に安全性能装備の特徴として、デュアルSRSエアバッグ、電子制御制動力分配システム(EBD)付スーパースポーツアンチロックブレーキシステムが採用されています。

以上が私が乗っているインプレッサWRX STIスペックCタイプRAの特徴ですが、目に見える部分、目に目ない部分ともにきめ細やかに走りのこだわりが成されているのがよくわかります。

ここまでの装備は必要ないという人もいるかもしれませんが、私は実際購入して世の中に300台しかないインプレッサに乗れている喜びを感じています。

本当に購入できたのは、たまたまのタイミングではあったものの大げさかもしれませんがインプレッサをこよなく愛すスバリストの私にとっては必然的な出会いだったのかもしれません。

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