強風に煽られたり老朽化によって屋根に設置されていたテレビアンテナが倒れてしまったりした場合、そのまま放置していると、屋根から落下して思わぬトラブルが起きる可能性があり非常に危険です。
この記事にたどり着いたあなたも、何かしらの原因でテレビアンテナが倒れてしまい、撤去方法を調べていたのではないでしょうか?
ここではテレビアンテナの撤去方法についてご紹介していますので、ぜひご参考ください。
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倒壊したテレビアンテナ(八木式アンテナ)の撤去方法
屋根に登る
まずは、倒れたアンテナを撤去するためにアンテナが設置されている場所に到達する必要があります。
設置方法はその家によって様々ですが、屋根の一番高いところに設置されていることが多いです。
我が家も屋根の一番てっぺんに設置されています。
梯子や脚立を使って登りますが、屋根は高所の上、不安定で危険なので自信がない方はおすすめしません。
私自身も登って倒れたアンテナを撤去しましたが、かなり恐ろしかったのを記憶しています。
そんな時は、専門業者への依頼するのが一番です。
※私イチオシの業者さんはこちらをご参考ください。
テレビアンテナ交換のDIYから電翔へ工事依頼の経験談
支線の切断
屋根の上に設置されているアンテナは転倒防止のため支線と呼ばれるステンレス製のワイヤーで固定されています。
そのため、アンテナを取り外すために支線の切断が必要となります。
アンテナ本体とマストの取り外し
八木式アンテナが屋根に設置されている場合、アンテナ本体は屋根馬と呼ばれる土台に支柱となるマストを差し込んでマスト上部に設置されています。
このため、屋根馬からアンテナ本体が取り付けられているマストを取り外して、マストからアンテナ本体を取り外します。
取り外さず、屋根から降ろすことも可能ですが、壁に傷をつけたり、電線に引っ掛けないようにしたり注意が必要となります。
屋根での作業はバランス感覚を要するので解体は地上で行ったほうが安全です。
屋根馬の取り外し
屋根の上に設置されたアンテナの土台となっている屋根馬を屋根から取り外します。
アンテナ本体、支線、マスト、屋根馬の撤去
取り外した部材を屋根から撤去します。
それぞれの部材の重量はそれほど重くはないですが、不安定な屋根の上であるため、持ち運び難いです。
そのため、先述したとおり、組み立ててあるまま、屋根から降ろして解体した方が楽で安全です。
私もDIYにチャレンジしましたが、かなり大変な作業でした。
取り外した部材の処分
屋根からアンテナの撤去が完了したら、処分です。
テレビアンテナは基本的に粗大ごみ扱いとなりますので各自治体の粗大ごみのルールに従って捨てます。
専門業者さんに依頼した場合は専門業者さんが回収してくれる場合もあります。
また、不用品回収業者が回収してくれる可能性もあります。
倒壊したテレビアンテナ撤去の危険性
前項では、テレビアンテナの撤去方法をお伝えし、その中に自分自身で行うのは危険ということに軽く触れていますが、屋根に登ったことがない、または自信がない方はご自身でチャレンジはおすすめしません。
屋根から落下して大けがをしたり、最悪の場合、死亡したりというニュースも時々目にします。
私自身、子供のころから何度か屋根に登ったことがあり、アンテナ撤去も自分でしてみましたが、かなり恐ろしく苦労しました。
最終的に新しいアンテナの設置は業者さんにお任せすることにしましたが、最初からお願いしていれば良かったと思っています。
屋根は高所で不安定な場所であるが故、危険が伴うということをご理解いただければと思います。
倒壊したテレビアンテナの撤去方法のまとめ
ここまで、倒壊してしまったテレビアンテナの撤去方法をお伝えしてきましたが、手順を再確認すると
1.屋根に登る
2.支線の切断
3.アンテナ本体とマストの取り外し
4.屋根馬の取り外し
5.アンテナ本体、支線、マスト、屋根馬の撤去
6.取り外した部材の処分
となります。
ただし、ご自身で行ういわゆるDIYは危険を伴うので余程自信がない限りおすすめできません。
つまり、テレビアンテナが倒壊してしまった場合は専門業者へ頼むが一番安全安心です。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
以上、倒壊したテレビアンテナの撤去方法についてでした。
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