新年を迎えると親戚一同集まって賑やかにお過ごしになられる方も大勢いらっしゃるかと思います。
年末年始休業に帰省をして年末から実家に親戚一同集まって年越しをされるケースもありますよね。
そんな新年を迎えた矢先、発生するのが集まった親戚の子供たちへのお年玉ですね。
子供たちはここぞとばかりに目を輝かせていることでしょう。
私も幼い頃は正月といえばお年玉が貰えると認識で楽しみにしていたのをよく覚えています。
しかし、ここで発生するのがお年玉に関しての考えですね。
集まった親戚の子供たちの年齢はバラバラであって、一体何歳まであげればいいのか?
また、いくらくらいを目安にあげて、あげる範囲はどこまで絞ればいいのか?
なんて疑問が生じるかもしれません。
そこでここでは、そんな疑問にお答えさせていだきます。
お年玉は何歳まであげればいいか?
親戚の子供にお年玉をあげたのはいいが、一体何歳まであげるべきなのかお悩みの方も多いのでないでしょうか?
特に親戚が多く、子供の人数も多い場合、「この子は○歳だからあげるけどこの子は○○歳だからあげない」といった線引きも難しいかと思います。
ある程度の目安をつけて、親戚同士で一定のお年玉ルールを作っておくのもいいかもしれません。
一般的にお年玉は正月に成人者が親戚の未成年者にあげるものと認識されているかと思います。
ここで難しくなるのが「未成年者」の線引きです。
現行法では成人は20歳からなので未成年は19歳までと位置づけされています。
かといって、お年玉も未成年=こどもである19歳まであげて20歳からはあげないとは簡単にいきませんよね。
正直、私自身も22歳くらいまでお年玉を貰っていました。
この線引きとしては、「学生」か「社会人」と考えていいのではないでしょうか?
基本的に学生は働いていないので成人であっても稼ぎはありません。
(バイトなどの収入は別)
これに対して高卒で社会人になったとすれば当然、稼ぎがあります。
なので、成人後も学生が続いているのであれば、就職するまでお年玉をあげるという目安にしてもよろしいかと思います。
ただし、複数の親戚の子供がいて例えば22歳の大学生と18歳の社会人などがいる場合、聞き分けのいい子供であれば、明確に学生にはあげて、社会人にはあげないとしてもいいかもしれませんが、ほとんどの場合、不公平ととられるかと思いますのでバランスを考えて双方にあげる、もしくはあげないとルールを決めておいた方が後々のトラブルは避けられるはずです。
また、学生であっても大学生のあとに大学院生に進学といった場合は、あげない家庭が多いようです。
中には、高校生からバイトができるのだからお年玉は中学生までで終わりという家庭もあるようですが、この理屈ですと、厳密には法律上、新聞配達であれば小学生からアルバイトとして働くことができるので収入も得られるため曖昧のような気もします。
さらに、将来成人が20歳から18歳に引き下げられることも議論されていますが、仮に引き下げられたとしてもお年玉に関しては、当分あまり影響はないかと思います。
これらのことから、子供の状況も配慮した上で概ね20歳前後までがお年玉をあげる最後の年代とお考えいただければと思います。
子供によっては、自立心が高くて、親戚の大人に気を遣えるような子供もいて、ある程度の年齢になると「お年玉はいらない」と言ってくる場合もあるかもしれませんが、この場合は子供の自尊心を気づ付けないよう配慮して、「若いうちは遠慮するな」と声をかけてお年玉をあげてもよろしいかと思います。
お年玉というのが嫌であるようであれば、小遣いとあげるのもひとつの方法としてお考え下さい。
ポイント:親戚同士の話し合いのもと、子供の状況に応じて概ね20歳前後までを目安として何歳まであげるか決める。
お年玉の年齢ごとの相場は?
年齢ごとのお年玉の相場も気になるところで、特に今回初めて親戚の子供にお年玉をあげるという方ですと悩みどころかと思います。
ここでは、お年玉の年齢ごとの相場をお伝えいたします。
まず、現代のお年玉の相場をリサーチしてみましたら、おおよその一般的なお年玉の年齢ごとの相場は以下のようになっていました。
乳幼児:1,000円
幼稚園児・保育園児:2,000円
小学生:3,000円~5,000円
中学生:5,000円
高校生:10,000円
大学生(専門学生含む):10,000円
社会人(18歳~20歳前後):10,000円
これは、あくまで一般的な相場となっていますので、この金額をあげなければいけないというわけではありません。
ひとつの目安としてお考えいただき、ご自身が子供の頃に貰っていた金額を思い出して目安にするのもよろしいかと思います。
私の場合、貰い終えるまで10,000円をひとりの大人から貰った経験はありません。
一番高くて5,000円でした。年齢にかかわらず、3,000円~5,000円をお年玉で貰っていたことを記憶しています。
相場が高校生以降10.000円となっていて、最高が半値の5,000円でしたが、お年玉をもらえたこと事態に感謝していましたので、「安い」とは決して感じたことはありません。
まぁ私の場合、自慢になってしまったら申し訳ないですが、中学生から新聞配達をして収入を得ていて、高校生からは学校があるときは朝は新聞配達、夜はコンビニ、長期休業の昼は工場でアルバイトをしていたので他人からいただくお金に関してはあまり値段を気にしたことがなかったのかもしれません。
自分が働くなどして苦労したお金は大切にする傾向がありますが、お年玉などのように正月を迎えれば貰える特性があるお金は危険な面もあるかと思います。
あまり多額のお年玉を渡すと、楽に大金が手に入るという誤った認識をおかし金銭感覚を麻痺させてしまう恐れもあるかと思いますので良識の範囲で決めていただくのがベストかと思います。
お年玉をあげる範囲はどこまで?
お年玉をどの範囲の子供まであげればいいのかも悩みどころかと思います。
一般的には正月に顔を合わす、甥っ子や姪っ子までが範囲というのが多いようですが、中には未成年の従弟・従妹にもお年玉をあげる家庭もあるようです。
(孫がいる場合は孫まで)
私の場合、父方の親戚の繋がりが強いこともあったのか父親の従兄、つまり私の従伯父からもお年玉をいただいていました。
ただし、私の場合を参考にしていまいますと、あげる範囲が広くなってしまいますので親戚の繋がりなど状況をよく見ていいただいた上であげる範囲を定めていただければと思います。
また、自分の子供にお年玉をあげる方もいるみたいですが、私は両親からお年玉をもらったことはありません。
これは恐らく、両親たちが親戚内でお互いの子供にお年玉をあげるとうことで自分の子供にはあげないというルールを作っていたからだと推測されます。
なので、この範囲に関しても親戚同士でルールを決めておけば一定のお年玉をあげる範囲が定まるかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
お年玉をもらっていた頃は、楽しみで楽しみでしょうがなかったのが、いざあげる立場になると、正月早々出費が大きいのも現実に直面しますね。
ぜひここを参考にしていただき、ある程度の目安を定めていただければと思います。
なにはともあれ、お年玉によって新年から金銭トラブルを巻き起こしたくないですね(笑)
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